「気持ちのつなぎ手」
こんにちは、丸野尚恵です。看護師として15年間、高齢者やその家族と向き合い、広告代理店やデザインの仕事を18年以上続けてきました。肩書きはいろいろありますが、私が大切にしているのは「人の気持ちに寄り添い、見えない絆を形にすること」。これが私の仕事の根っこにあります。
私は、とにかく「心が動く瞬間」が好きなんです。たとえば、忙しい日常の中で親がポツリと話す昔の話や、家族が互いを思いやる小さな仕草。そういう日常のかけらには、未来の自分を支える温かな記憶が詰まっている気がします。でも、それを残すのって案外むずかしい。だからこそ、『ただいま交換日記』を作りました。
涙もろい私にとって、この日記は「特別な瞬間」だけでなく、「何気ない日常」も大切にするもの。
「ただいま」「おかえり」のやり取りにある空気感をそのまま記録に残すことで、未来の誰かがそれを読んだときに、あの日の温かさや安心感を思い出せる。そんなふうに、日々の何気ない瞬間を未来に紡ぐ道具です。
糸井重里さんのように、「人の心に刺さる言葉」を追いかけたい気持ちが、私の原動力です。でも私の場合、それに「心の温度」を添えたい。私たちの言葉や会話には、形のない優しさや気づきが詰まっています。それを誰かと共有することが、きっと未来への贈り物になる。そう信じています。
みんなが持っているちょっとした気持ちを拾い上げ、それを未来に届けるお手伝いをすること。それが私の役割であり、『ただいま交換日記』の世界観そのものです。
ぜひ一緒に、あなたの「ただいま」を未来につないでいきましょう！